
NBA挑戦を続ける河村勇輝
日本バスケno.1のPGであるだけに、「本契約はいけるのか?」「そもそも2way契約って何?」と気になっている人も多いはずだ。
まず、2way契約とは、NBAチームとGリーグ(下部リーグ)の両方でプレーできる契約形態のことである。
NBAのロスター枠(15人)には含まれず、主戦場はGリーグ。ただし、シーズン中に一定日数までNBAの試合に出場できるという“チャンス付き契約”だ。年俸も本契約に比べると大きく下がる。
河村にとってこの2way契約は、「評価待ち」の立場を意味する。
身長173cmというNBAでは圧倒的に小柄なサイズは、正直ハンデだ。しかし、それを補って余りある視野の広さ、ゲームメイク力、スピード、そして勝負強さを持っているのが河村勇輝という選手だ。
Gリーグでは、ボールを支配できる時間が増え、自分の強みを最大限にアピールできる環境にある。
特にNBAが求めるのは、「短時間でも流れを変えられるか」「セカンドユニットを機能させられるか」という即効性。その点で、河村のIQの高さと判断の速さは武器になる。
ただし、本契約への道は決して甘くない。
NBAの控えガード枠は競争が激しく、サイズや守備力を重視される場面も多い。河村が本契約を勝ち取るには、アシストだけでなく、自ら点を取れる姿勢と、ディフェンスでの工夫が不可欠だろう。
それでも、2way契約を勝ち取った時点で、河村勇輝が「NBAの土俵に立った選手」であることは間違いない。
ここからは結果次第。
一つひとつのプレーが評価に直結する、厳しくも夢のあるシーズンが続いていく。
日本人ガードがNBA本契約を掴む瞬間を、まだ諦める理由はない

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